上達の芽は日常にある? その1

琉球空手・琉球古武道本田道場(Ryukyu Kobudo Shimbukan)

往年の空手映画「ベスト・キッド」

ネットフリックスで話題になっている(?)「コブラ会」の元ネタ映画「ベスト・キッド」の中で(ジャッキー・チェンでリメイクあり)、宮城先生が弟子のダニエルさんに「車にワックスを掛ける。続いてふき取る。」ように指示するシーンがあります。


ダニエルさんは不満げに「車の掃除をしにきたんじゃない。空手をおしえてほしい。」訴えます。全く空手と関係がないと思っていた「車の掃除」後半のファイトシーンで「空手の技」と共通しているという話です。(ベスト・キッド2ではでんでん太鼓でした。)

宮城先生は、「気づかないだけで日常にも役立つ動作が存在し、何気ない動作だから力まず滑らかだ。」と伝えたかったと思います。

以前、見たyoutube動画

「相手の上段(顔面)への突きは、相手の口元に付いたご飯粒をとるイメージです」と解説している動画を見ました。

頭に浮かぶシチュエーションは人それぞれですが、なるほど動作をイメージするには良い表現だと思いました。

人はわざわざ向かい合った人の口元に付いたご飯粒をとる練習はしません。

なぜなら、ほとんどの人が類似した動作を通して既に学習(経験)済だからです。

この動作で大事なのは、ご飯粒を付けた側が気づかない内に「そっ」とつまんでしまっている事です。

目にもとまらぬ速さで「つまむ」のではなく、相手に「つまむ」動作を悟られていないと言うことです。

いいかえると「上段突き」の何パーセントかは日常動作として既に出来ていると言うことです。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場