琉球古武道(術) 第二回沖縄空手世界大会 準決勝

本日は決勝戦

沖縄での熱戦がFACEBOOKやYouTubeでアップされています。シニア部門に参加されている先輩方の神々しさに感服しました。

反面、判定に対する批判コメントが数多く書き込まれています。ルールや運営の不手際に関する内容は理解できますが、審判の判定(評価)や勝敗に関するコメントは「????」でしかありません。

数値化できないものを比較するのが形競技だからからです。公平な揺るぎの無い基準を維持することもできないし、審判全員が同じ基準を持つこともできない。しかも、演武は一回限りで残りません。もう一度内容を確認することは不可能です。「あの部分は間違っていた」等演武が終われば実体は消えてしまい競技コートには何もありません。そんなことも分からないで勝敗についてコメントすることは不毛では・・・。(今更って感じです。形競技が始まった時から繰り返されている問題・不満では。形競技を実施するかしないか、或いは形競技の価値についてどう考えるのかを議論すべきです)

参加者本人のコメントも「????」なものが多いですね。形競技への理解が浅い方が多いようです。稽古の励みにする程度で良いように感じます。

形競技はそんなものです!

どうする?

「県指定無形文化財「沖縄の空手・古武術」保持者」・各会派会長がエントリーしたら?

忖度なしに勝敗を付ける事ができるのならば競技として成立します。

大会趣旨の崩壊

大会参加者の非常に残念なコメントは「勝つために次回は○○しよう」と言うものです。

競技(スポーツ)の勝敗に寄せる稽古をしよとしています。沖縄空手・古武道の伝承が大会の大きな目的であるなら、次回は勝つために競技ルールや審判の嗜好に合わせるのではなく、自分の師即ち伝統をもっとしっかりと稽古しようとならなければ意味がありません。

伝統・伝承の消滅の始まりです。本土競技空手と同じ道を歩み出しました。(評価されやすい形、見せる形、オーバーアクション等)

勝つ為により良く見せようと以下引用部分をする選手が必ず出現するという事です。

第5条 次の場合は減点の対象とする。

(1) 誇張動作(オーバーアクション)

ア 胸、腕、道着を叩く、足を踏みならす等、過度に音を出す行為

イ むやみに息を吐く行為

ウ 極端に長い居つき、型の流れを止める動き

大会競技規定より

区別がなくなる

ガバガバの空手着を着て鬼のような面相で「意味の無い大声」で絶叫する。

そして同じになる!

お笑い芸人から見えるオリンピック空手形競技と区別がなくなっていくのでしょう。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場