※諸説ありますので参考程度とご理解ください。
「空手」の定義とは?
空手道とは「身体各部位の直接活用による突き、打ち、当て、蹴り、受けの技術を主体として構成され、その理法にもとづく合理的な修練を通して、運動能力を高め、かつ人格の養成を志向する道である」
上記は「公財)全日本空手道連盟」の定義であって統一されたものではありません。
「空手とは?」「空手道とは?」「KARATEとは?」何なのか曖昧なまま現在に至っているように思います。
大雑把に区別
1,流派、2,競技対応、3,競技(組手)スタイルで区別する。
- 「流派」では、本土空手(四大流派)・沖縄空手(三大流派)
- 「競技対応」では、参加し勝利を主目的・参加するが勝利を主目的としない・参加しない。
- 「競技(組手)スタイル」では、寸止め空手・フルコンタクト空手・防具空手
例えば、「本土空手(〇流系)」・「参加し勝利を目的」・「フルコンタク空手」と言った感じです。
流派について
〇本土=糸東流・剛柔流・松濤館流・和道流(四大流派)
沖縄から本土に伝わったのが大正時代(約100年前)とされています。当初、各大学で活動が盛んになり四代流派が誕生しました。
〇沖縄=首里手・泊手(松林流等)、那覇手(剛柔流)、上地流
沖縄では三大流派と言われています。
※流派は他にも複数あり本土四大流派と沖縄三大流派だけが「空手」だと言う意味ではありません。
競技対応について
〇競技に参加しない
「伝統空手」「伝承空手」と呼ばれることがおおく、流派に伝わった技術を伝承・保存する為に稽古をする。
※沖縄の「伝統・伝承空手」でも、流派内で競技大会を実施している場合もあります。
〇競技に参加する(競技ルールを基準に練習する為、流派としての特徴は重視しない)
「競技空手」と呼ばれ、競技ルールを順守して練習をする。
〇競技にも参加する(競技と伝統・伝承を明確に分けている)
「競技空手」へも参加するが、流派の特徴を守り稽古をする。
競技(組手)スタイル
組手競技スタイルの違いより3つに大別されます。
(競技大会はルールを順守すれば、流派に関係なく参加できる。)
1,直接身体に「突き・蹴り」を当てない(寸止め空手)
2,直接身体に「突き・蹴り」を当てる(フルコンタクト空手)
3,防具をつけて直接身体に「突き・蹴り」を当てる(防具空手)
※競技化は創意工夫の「機会」を作り「技術」は日々進化し続けています。
沖縄空手・琉球古武道本田道場
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沖縄空手・琉球古武道 本田道場 代表 本田健二