沖縄空手・琉球古武道(術) JKF全国形審判更新講習会
資格更新へ行った来ました。
7/6東京辰巳にある日本空手道会館で実施された「公認全国形審判A級資格更新」に行ってきました。
JKFに加盟していると資格更新等で、年1.2回東京まで行かなくてはなりません。(今回の更新講習は次回から近畿でも受講可能となりました。)
「東京までの交通費と宿泊料で沖縄へいけるのになぁ~」と毎回思いつつも本田道場の会員へJKF(全空連)の情報を伝えたり、全空連関連の資格や段位取得に対応できるように参加しています。
講習会の内容
講習会では8名が演武する4大流派(糸東流・剛柔流・松濤館流・和道流)の形に順位と点数得をつけ、演武終了後その場で演武内容について評価及び減点ポイントを講師が解説します。
演武の印象
一言で4大流派の違いがなくなりつつあるのでは?
和道流以外の糸東流・松濤館流・剛柔流の特徴がなくなりつつあるように感じました。おそらく大会での評価によるものでしょう。久しぶりに見たのでより印象が強かったですね。
具体的には糸東流と剛柔流が松濤館流に寄っている感じです。
「力強さ」の部分を過度にアピールすることで評価が上がるのでしょうか?松濤館流っぽい演武に感じられました。
「流派のミックス度」が上がった印象を持ちました。
常に大会で審判をしている人は気が付かないのかもしれません。
心配
今年沖縄で開催れる少年少女世界大会、沖縄空手を世界に発信する事が目的なのでしょうが勝敗に拘ると大事な物を失う気がします。
イベントの雰囲気に躍らせて気が付いた時には何も無い状態にならないでほしいものです。
感想
講習会講師の注意点で印象的だった部分、「審判5名中1人だけ反対の評価した場合、明確な理由が無ければ次回から審判に起用されませんよ。(誤審と言う意味だと思います。)」当然、いい加減な判定はダメだと言う意味でしょう。しかし、受け取り方によっては保身の為に「忖度」が生まれる可能性があるのでは?(無難な判定をしてしまう。)
これがディフェンディングチャンピオンが負けない理由ではないでしょうか?
まあ、それも含めて競技って事ですね。
自分の意見を忖度なしで表明出来る審判ばかりだと願っています。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo