令和7年稽古納めと親睦会

先生、長生きしてください!

例年より少し遅めの稽古納めとなりましたが、シニア層にとっては、稽古の間が空いてしまうことが何より気になります。出来るだけ中断せず、無理のない形で体を動かし続けることが大切だと考えています。

当日、仕事納めの企業も多く、職場の忘年会と重なって参加できなかった会員もいましたが、それでも25名が出席してくれました。(20代から80代の年齢層が参加

昨年の10名から比べると驚くほどの人数んです。今年は人数も増え、出欠の調整やお店の確保も簡単ではないので、今回は稽古時間を少し早め、稽古後そのまま道場で親睦会を行うことにしました。

稽古中には沖縄小林流無拳会の昇級審査も実施し、充実した稽古納めとなりました。受審された方にとっては、稽古が終わった後に「ホッ!」とひと息つける、親睦会になったのではないかと思います。

親睦会では自己紹介の時間を設け、道場に入会したきっかけや、それぞれの思い(目標・抱負)などを話してもらいました。普段の稽古ではなかなか聞けない話も多く、会員同士の距離がかなり縮まったように感じました。

当初、午後5時30分スタートで、午後8時頃にはお開きの予定でしたが、気が付けば午後8時が中締め。片付けが終わったのは午後10時と、うれしい誤算でした。稽古日の違いで面識のない会員同士も、この日はゆっくりと話ができ、終始和やかな雰囲気で会は進みまいた。

ここ数年で入会された方も多く、この機会に本土と沖縄、それぞれの流派・会派の流れや私との相関関係についてもお話ししました。自分が稽古している空手の背景が分かり、気持ちの整理ができたという声もありました。

流派の流れが曖昧な道場も、意外と少なくないのかもしれません。「空手」と名乗っている以上、そのルーツは沖縄に行き着くはずですが、そこがハッキリしないケースもあります。実際に、本田道場へ来る前に、同じような疑問を感じていた方もいたと思います。

流派や会派のルーツって、空手が「本物」「偽物」を意味するわけじゃないと思います。
指導してくれる人が誠実で、一生懸命稽古している姿を見ていると、そこに嘘はないはずです。
ただ、ふと「空手ってそもそも何だろう?」と思ったときに、その背景が少しでも分かっていると、もっと迷わず稽古に集中できるんじゃないかと思っています。

今年もこうして無事に稽古納めを迎えられたことに感謝しつつ、来年も無理なく、楽しく、そして長く稽古を続けていけたらと思います。

「先生!稽古を続けたいので長生きしてください!」とお願いされました。う~ん、なんとなく有難く嬉しい言葉ですが、老いを感じる微妙な言葉かも。みなさん頑張って長生きし、楽しく稽古を続けましょう!


大阪・東淀川の本田道場所属会員の平均年齢は60歳前後です。中高年から空手や琉球古武道を始められる方も多くいます。「もう遅いのでは?」と思われる方でも、体力や経験に応じて自分のペースで稽古ができます。

空手が初めての方、体力に不安のあるシニアの方も、安心してご参加ください。

見学・体験は随時受け付けています。
無理な勧誘は一切ありませんので、まずは道場の雰囲気をご覧ください。


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