沖縄空手・琉球古武道(術) 公認段位に挑戦(JKF)
初段~3段審査会
2023年5月5日旧大阪府立体育館において全日本空手道連盟公認段位審査会(初段~3段)が開催されます。本田道場から1名受審希望者がありました。
公認段位の審査科目は「組手と形」になっています。本田道場では試合へ参加しないので競技組手を主とした稽古をしていません。しかし、「怪我をしない。怪我をさせない。」為に、4月中は稽古に競技組手を取り入れようと思っています。
競技組手はルールを遵守しなければなりません。よってルールの改正・変更があると直ぐに組手スタイルも変化します。幾多の改正・変更を繰り返した結果、現在の競技組手は積極的に攻め合い多彩な技の攻防を観客が楽しめるようなスタイルになっています。指導する側としては変化について行く事は非常い難しく、おいてけぼりになっている高齢指導者(私も含む)も多いように思います。
初挑戦!
昨年入会したNさんとKさんは組手稽古の様子を眺めていましたが、「やってみましょうか?」と促すと防具を付け直ぐに組手臨戦態勢になっていました(笑)。なんでも試してみる精神はとても大事ですね。
一人(単独)で稽古するのが「形」、二人以上(複数)で稽古するのが「組手(約束・自由)」と理解すると分かりやすいと思います。大事なのは「形」と「組手」の先に実戦(護身、負けない空手)があると言う事です。
「形」には四大流派の特徴があるのに、「競技組手」には四大流派の特徴がありません。「なぜ?」二人はいつ疑問に感じるのでしょうか?
楽しければいい!
まあ、小難しい事は別にして「楽しければOK」です。競技空手と沖縄空手に優劣はありません。もちろん携わる人にも優劣はありません。自由に楽しく体を動かせたらそれだけで良いように思います。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo