沖縄空手・琉球古武(術) 蹴りについて
色んな方法を試す
前回のブログと同様に初心者の頃(50年前)蹴り(直蹴り)について次の様に指導されました。「膝を抱え込むように高く引き上げて蹴る。目標に上足底を当てる」確かに「蹴る」と言う動作を言語化するとこんな表現になりますね。初心者には現在も同様の説明がされているかもしれません。膝を高く抱え込む動画がアップされているもの良く見かけます。
昨日の稽古では目標(下腹部)に力(体重)が伝わっているか二人一組になって検証してもらいました。膝を高く抱え込む必要があったでしょうか?
「蹴りに体重を乗せる」「蹴ると押すの違い」等色々なポイントがあります。ただ、足を上げた回数に満足(達成感)するだけでなく、内容について整理する事も大事になってきます。
蹴り種類
「蹴る」と言っても状況によって種類・内容が変わってきます。例えば競技特性による違いです。寸止めルールの競技、フルコント系の競技ではポイント(勝敗)を決める技が必然的に異なります。また、競技よって危険度により反則となる場合があります。(金的蹴り)
そんな違いも考慮して蹴りについて考える必要がありますね。(どの蹴りも間違っていません。目的が違うだけです。)
状況の違い
「先生、普段は靴を履いてるでぇー。つま先の尖った靴や硬い靴で蹴ればいいんじゃない」と言ってきた子供がいました。
「おっしゃる通り!」
「空手」と言う形式にとらわれて現代社会の環境に落とし込めていません。空手着を身に付け裸足になって稽古をする?スーツを着てスマホとカバンを持って革靴で稽古をしてもいい筈です。
「空手」「古武道」を楽しみましょう!
健康と恵まれた環境に感謝!感謝!
見学・参加希望者は下記問い合わせ欄よりご連絡ください。
甲南大学体育会空手道部 OB・OG
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo