沖縄小林流空手・琉球古武道(術) 公認段位合格!

11/9大阪審査会実施

本田道場は大阪市空手道連盟にも所属しています。上部団体は(公財)全日本空手道連盟(JKF)になります。

なぜ?もともと本土の空手道場に入門したからです。(軸足は完全に沖縄空手にありますが現在も在籍しています。)

11/9JKF主催の公認段位大阪審査会に道場関係者2名が挑戦しました。

JKFは本土空手(糸東流・剛柔流・和道流・松濤館流)を主とした団体で空手普及の為に積極的に競技(地方競技・国民スポーツ大会・オリンピック)に取組んでいます。(詳細は連盟HPをご覧ください)

公認段位・資格は下記の定款どおり連盟の目的となっています。

審査は競技規定が基準となっているので、本土空手でない沖縄空手で受審すると当然不合格になります。(競技規定記載の形を選択・組手は競技規定を順守)

評価基準がないと審査として成立しないので当然ですね。

受審者が所属する道場・団体・会派で各々の特徴ある技や動きがあります。しかし、特徴を色濃く出してしまうと良くないと言う事です。(共通の基準は本土空手である糸東流・剛柔流・和道流・松濤館流)

スポーツと伝統が混在している事が痛し痒しって感じです。(個人の感想)

第1章 総 則
(名称)
第1条 この法人は、公益財団法人全日本空手道連盟と称する。
(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を東京都江東区におく。
第2章 目的及び事業

(目的)
第3条 この法人は、わが国におけるアマチュア空手界を統轄し、代表する団体とし
て、空手道の健全な発達とその普及をはかり、もって国民の身心の錬成に寄与するこ
とを目的とする。
(事業)
第4条 この法人は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。
(1)空手道の普及奨励
(2)空手道の指導者の養成
(3)空手道に関する調査および研究
(4)大会および講習会等の開催
(5)空手道の段位の授与
(6)刊行物の発行
(7)その他目的を達成するため必要な事業

定款より引用

2名受審し1名合格しました。

本田道場は沖縄小林流空手・琉球古武道を主として稽古しています。審査会では普段稽古している動き(身体操作)をそのまま使うと恐らく良い評価は得られないでしょう。(競技基準と異なる為)

競技規定と整合性をとりながら、理屈にあった動きに変換(寄せ)しつつ沖縄テイストを隠し味程度に抑えなければなりません。なんかややこしい!

究極的には審査なんて受けなければイイとなります。まあ試行錯誤を楽しむ機会にしている感じです。

他のJKF所属会員も少なからず同じ状況だと思います。

昇級昇段審査や資格取得、また競技(大会・試合)での勝敗を目的に稽古する事は大賛成です。

個人の自由ですが、唯それが全てになるのは勿体ないですね。「長く稽古を続ける!」も各人の目的に入れるべきではないでしょうか?

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo