琉球古武道 6尺棒をDIYで作る その4
仕上げ(成型)多少不細工でも気にしない!
角材をカンナで四角形→八角形→十六角形(これはちょっと無理)と角を少しづず落として円柱に近づけていきます。使用する角材が3cm×3cmなら、八角形にすると殆ど丸になってしまいます。十六角形にする為には削る角は本当に数ミリなので削り過ぎないように注意してください。焦らずに粗目の紙やすりで角を落とすほうか安全かもしれません。
仕上げ(磨き)ちょっと注意!
大体の形が粗出来上がったら(大体円柱)、紙やすりで粗い目から順次細かい目に替えながら仕上げの削り&磨きに移ります。超極細目の紙やすり(鏡仕上げ)を使うと覗き込むと顔がしっかりと写るくらいツルツルピカピカになりますが、武具としては棒と手の摩擦が高くなり棒が滑らなくなるのでお勧めしません。同様にニスによる塗装もお勧めしません。
※琉球古武道で使用する棒は両先端が中央部分よりも細くなっています。(テーパー・先細)
棒のバランスを崩すことなく手作業で両先端を均等に細くすることは難しく、一旦削ってしますと修復不可能なので「丸棒」で最終としています。
次回「その5」に続く・・・・・・
琉球空手・琉球古武道信武館 本田道場