沖縄空手・琉球古武道(術) 空手と古武道は両輪 その2
各流派の回し受け
9/3に全空連の研修会で、参加した先生(剛柔流)に「回し受け」をご指導いただきました。私が以前に習った「回し受け」とかなり違いがありましたが、方法に理屈があるので非常に参考になりました。
また、9/2に琉球古武道で同門の師範(上地流)にも「回し受け」をご指導いただきました。
快く対応頂きありがとうございました。
再確認
普段の稽古で何気ない(普通に)動きであっても、他者に説明し理解してもらう事はとても難しいものです。指導上の停滞は、改めて自分の動きを確認するきっかけになっています。
「前里の鉄甲」にある「回し受け」について言えば、空手の技術として既に理解している人にとっては単なる順番ですが、初めて「回し受け」に挑戦する人にとっては難しい動きです。まして、鉄甲を持っての動きなので尚更です。
剛柔流では「撃砕2」と言う基本形の中に「回し受け」がありますが、当然、段階的に稽古をしながら「回し受け」を習うのでしょう。しかし、琉球古武道の稽古では比較的早い段階で「回し受け」に遭遇します。空手経験のない琉球古武道初心者にとっては高いハードルとなっています。
我慢のしどころ
琉球古武道初段までの基本をしっかりと身に着けることが、初段以降の稽古では非常に大事になってきます。
初段以降はその基本をベースに稽古がが進みます。入門して2、3年が我慢のしどころになります。本田道場の皆さん、これから琉球古武道を始めようとする皆さん、少し時間はかかりますが基本動作を正確に身に着けてください。
急がば回れ!
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場