沖縄小林流空手・琉球古武道(術) 6尺棒の価格って・・・
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検索数の多いブログ記事に、琉球古武道で使用する六尺棒に関するものがあります。単純に六尺棒の稽古方法や伝承されている形を紹介する記事よりも、DIYに焦点を当てたものが人気のようです。
先日、六尺棒の価格をネットで検索して驚きました。私が古武道を始めた頃は、白樫先細の六尺棒は1万円未満(工場で直接購入すれば6,000円)で購入できたのですが、サイトによっては2万円近くするものもありました。平均しても1万円台後半のようです。しかも、受注生産とある業者もあり、簡単には購入できないようです。だからDIYに関する記事が読まれているんですね。2011年頃は、武道具店(守礼堂)に行けば、店頭に武具が並んでおり、入手には苦労しませんでした。
道具(美観や材質)にこだわらないのであれば、ホームセンターで入手できる3,000円程度の丸棒(手すり用)を自分に合うようにカスタマイズすれば十分だと思います。手すり用なので強度も十分です。
ここからはあるあるですが、稽古を始めてしばらくすると、武具に対する興味(材料・サイズなど)が湧き、興味本位でさまざまな種類の6尺棒を購入しました。所有しているのは、赤樫、白樫、鉄木、イス、カリン、タガヤサン、その他軽量の材木です。現在もそれらは自室で出番を待っています。
材質による振り心地に大きな違いは感じませんが、握ったときの触感の他に、年齢・体力に応じた重量、そして、鍛錬用なのか演武用なのかによって区別されるように思います。普段の稽古では、鍛錬も兼ねて重いカリンやタガヤサンの六尺棒を使っています。
沖縄本部道場にはステンレス製の6尺棒がありました。もちろん鍛錬用だと思いますがバーベルのシャフトを振っているような感じです。日本人には重すぎます。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo
