懐かしい一本の黒帯
大阪・東淀川の本田道場 空手と古武道の思い出
先日、大阪・東淀川の自室を片付けていると、物入の奥から一本の黒帯が出てきました。「はて?」この帯はいつからいつまで使っていたのかと思い返してみると、おそらく大学時代から35〜36歳頃まで、約20年ほど使っていた帯のようです。
この黒帯を使わなくなったのは、ちょうどその時期に新しい会派への移籍と、本田道場の開設が重なり、新しい帯に替えたのだと思い出しました。

当時よりかなり体型も変わってしまったので、もう締められないかと思いつつ恐る恐る巻いてみると、何とか使えそうです。ただ、少しはお腹を凹ませる努力が必要かもしれません。
帯に対して特別な思い入れがあるわけではありませんが、平成7年か8年ごろ、他県の連盟と行われた合同稽古に参加した際の出来事が印象に残っています。そのとき、稽古が終わって会場を後にしたあと、帯を忘れていたことに私はまったく気づいていませんでした。すると、帰路につこうとしていた私を追いかけて、わざわざ帯を届けてくださった方がいたのです。その方が「帯まで汗でビッショリでしたよ」と笑っておられたのを今でも覚えています。
今でも年に一度ほど連盟の講習会等でお会いすることがあり、そのたびに当時の自分の姿を思い出します。まぁ若いといっても、もう30歳を過ぎていた頃の話ですが…。
現在使っている黒帯も、気がつけばすでに25年ほどの付き合いになります。琉球古武道や沖縄小林流、松林流など、それぞれの流派の帯も持っていますが、やはり一番しっくりくるのは長年使い慣れた一本です。
使い続けた時間が稽古の歴史そのものを語ってくれます。次の稽古では、この懐かしい黒帯を締めて、あの頃の熱い気持ちをもう一度感じてみたいと思います。
大阪・東淀川の本田道場では、年齢を重ねても空手や古武道の稽古を続けることで、心と体を整え、昔の情熱を今に生かすことを大切にしています。
本田道場の会員の平均年齢は60歳前後。中高年から空手や琉球古武道を始められる方も多くいます。
「もう遅いのでは?」と思われる方でも、体力や経験に応じて自分のペースで稽古ができます。
初心者やシニアの方、女性の方も安心して参加できる雰囲気づくりを大切にしています。空手や古武道を通して、伝統を感じながら健康づくりと心のリフレッシュを一緒に楽しみましょう。
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