安全な稽古のために、武具の点検を忘れずに
武具の点検について
先日の稽古中、使用していた棒が折れるという事態が起こりました。
組棒(棒同士を打ち合う稽古)ではなく、棒の形を行っている最中に、「バキッ!」という音とともに手元で折れ、先端が飛んでしまったのです。幸いにも、稽古が始まる前だったため、人が少なく事故には至りませんでした。
しかし、これが稽古中の出来事であれば、大きな事故につながっていた可能性もあり、改めて道具の点検の大切さを痛感しました。
折れたのは花梨製の6尺棒で、私の身長に合わせてやや短く、また、手のひらにフィットするように太さも既製品より少し細め(約2.8cm)に調整しています。全体的に小さめの設計ですが、重さを確保するために密度が高く硬い花梨材を選んでいました。ただ、花梨は、撓り(しなり)が少なく、硬い反面一定の負荷を超えると割れやすいのかもしれません。
指導中、棒の受けや使い方を見せる際、実際に棒同士を打ちわせる事があります。少しずつですが負担がかかり、内部に亀裂が入っていた可能性も考えられます。表面に現れた亀裂であれば手触りで気づけますが、内部の傷は目視ではわかりません。今後は、稽古前に棒を軽くたたいて音の違いを確認するなど、日常的な点検を心がけたいと思います。



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