琉球古武道(術)・空手 試行錯誤 その4
基本動作の分析(正面打ち)
①動作の目的を理解する、②正しいフォームを考える、③他のスポーツや日常動作からヒントを探す、④③の中で結果を確認できるものを選ぶ、⑤道具の類似性
①の「動作の目的」を選定することで②~⑤が大きく変わってきます。①を「破壊力」「競技(見た目)」「フィットネス」etc.どれに(複数可)する?人の体をつかった動作ですから共通点の多くあると思います。空手の稽古も同様
動作の目的を破壊力とした場合
- 目的は強い打突(破壊力)
- 腕力に頼らない動き・力をスムーズに伝える動き
- 空手・野球・テニス・巻き割り・餅つき・杭打ち・なぎなた・投げ釣りetc.
- ③の動作で結果・効力が確認できるもの
- 道具(材質)による特性
- 野球・テニス(ボールが飛ぶ)、薪割り(薪が割れる)、餅つき(餅がつける)、杭打ち(杭が打ち込まれる)、投げ釣り(重りが遠くへ飛ぶ)
- 古武道(空手)は打ちや突きの結果を確認する事は難しい。
- なぎなたは刃がついてる場合抜刀で物を切りますが、刃のないものでは確認することはできません。
③道具の使い方を参考にする。
- 力の方向(投げ釣りは前方、それ以外は真下)
- 体使い(投げ釣りは逆体、それ以外は順体)
⑤道具(材質他)を参考にする。
- 材質(硬い・軟らかい、しなる・しならない)
- 長さ(なぎなたと釣り竿長い)
- 形状(ハンマー・斧・バットは先端が重い)
以上を考慮した上で琉球古武道(6尺棒)の動きに役立つ共通点を参考にする。すでに動作の検証が出来ているほうが理解しやすい。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場