沖縄空手・琉球古武(術) みんなのSUITA DAY
演武会に向けて。
「みんなのSUITA DAY」参加予定者と当日演武する「前里の鉄甲」を稽古しています。
武術に於いて「複数名で息を合わせて「形」をする意味は?」と問われると「指導者の動きや呼吸等を真似する為」になると思います。もう一つは空手や古武道をアピール(紹介)する為になるのかもしれません。試割りが良い例です。(稽古で毎回瓦割りなんかしません!)
アピール(紹介)するという意味で競技空手の団体形種目が発展したのかもしれません。同じ形を複数で演武し「シンクロ性」に重点をおいて勝敗をきめます。皆の動作を「ピッタリ」と一致させる。まさしく、競技空手と言っていい種目です。
武術(格闘技)として見ると「複数で同じ形をシンクロさせる意味はどこにあるのか?」と疑問をもつ方もいらっしゃると思います。私個人として、そんなことは初めから一切考えていない種目ではないでしょうか?
単純に「オー!なんかシンクロしていてカッコイイー!」って感じで誕生したんでしょうね!(間違っていたらすいません)チームで一生懸命に息を合わせて稽古する事が楽しいと考えればこれはこれで良しです。全く問題が無いように思っています。空手・古武道には色んな楽しみ方があると考えれば、正解も不正解もないでしょう。
ややこしくしているのは「空手は踊りではなく武道(武術)である・・・」と競技規定には記載されている事にあるように思います。競技=スポーツって明確にすれば誤解は生まれないのでは・・・。
話を演武会の稽古にもどしますと、演武会は空手や古武道をアピール(紹介)する場だと言う事です。上手く演武しようなんて考える必要はありません、当然、シンクロ(動作は一致)に拘る事もないと思います。普段の稽古風景をアピール(紹介)すると考えれば形の順番を間違っても他の人に遅れてもイイじゃい!
演武会に際して集中して稽古する準備過程が最も重要なのです。いい機会を頂き本当に感謝しています。
「空手」「古武道」を楽しみましょう!
健康と恵まれた環境に感謝!感謝!
見学・参加希望者は下記問い合わせ欄よりご連絡ください。
甲南大学体育会空手道部 OB・OG
沖縄空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Okinawa Karate Ryukyu Kobudo Honda Dojo