憧れの舞台へ:沖縄空手の日記念演武祭への道
沖縄で見た、年齢を超えた演武の姿
2025年「沖縄空手の日記念演武祭」の日程が決まったようです。
私が沖縄の道場に入門した2011年。その年、初めて大きな演武会を見学しました。そこには老若男女の空手家が集まり、本土で見る事の出来ない雰囲気の中、各流派の形を演武していたのです。
中でも衝撃を受けたのは、当時アラフィフだった私よりも、明らかに年長の方々が数多く参加されていたことでした。しかも、各団体の代表として演武されていた先生方の多くは、80代に近いご年齢。武道の世界の奥深さと、年齢を超えて継続される姿勢に、ただただ驚きました。
沖縄空手と私の10月
以来、私は「いつか沖縄の演武会に参加したい」という思いを強く持つようになり、本部道場を訪れるたびに、「演武会はありますか?」「私も参加できますか?」と尋ねていたのを思い出します。
私にとっては特別な行事でも、地元・沖縄の方々にとっては案外“日常”なのか、演武会に置いてけぼりになる事もしばしば。わざわざ演武会の為に大阪から沖縄に来るなんて想定外だったんでしょう。実際に参加できたのは、入門から3年後、「空手の日記念演武祭」でした。
10月の約束、空手の舞台
初めて参加した日以降、毎年「空手の日記念演武祭」にむけて10月の予定を調整し、できる限り参加するようにしています。時には日帰りで沖縄へ飛んだこともありました。
コロナ禍の影響で中止や形式の変更が続いた数年間は残念ながら参加できませんでしたが、ようやく自由に演武会へ参加できるようになりました。
旅費は当時よりも高くなりましたが、今では一年の楽しみとなりました。そろそろワクワクし始めています。
沖縄小林流空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo
