道場が満員御礼!活気あふれる稽古の一日
「気づき」を促すアプローチ
先日の稽古には20名を超える参加者があり、「今日はずいぶん人が多いな」と感じるほどでした。
現在、本田道場の一般会員はおかげさまで20名以上が在籍しています。それに加えて私の大学空手道部の後輩たちも時折稽古に参加してくれています。稽古は週に2回なので、全員が揃うことはなかなかありませんが、先日の稽古では道場が手狭に感じられるほどの賑わいでした。
普段の稽古内容は、まず最初の15分間で筋トレを含めた準備体操を行い、その後、休憩を挟みながら順に基本稽古、鍛錬または移動稽古、毎回異なるメニュー、形稽古、自由稽古と続いていきます。各セクションの合間には短くても必ず休憩を設けています。
固定した稽古内容を繰り返し行うことは非常に重要です。しかし、その稽古の意味や理論を別の角度から理解してもらうためにも、毎回異なるメニューを取り入れるよう心がけています。
「あっ、結局この動きはこう繋がっているんだ」と気づいてもらえればと、手を変え品を変えアプローチを試みています。いつか、それがバシッ!と腑に落ちる瞬間が来ることを願ってやみません。
一対一と多人数、それぞれの学び
ところで、沖縄ではかつて道場というものが存在せず、師は教えを請う者の人間性を時間をかけて見極めた上で稽古をつけていたと聞きます。稽古は裏庭や墓地など人目につかない場所で、密かに行われていたそうです。現在のように、道場という空間で多人数に対して行う稽古スタイルは、本土からの逆輸入なのか、軍隊方式の影響なのか、それとも学校体育制度が関係しているのかは定かではありません。
本来、技術を伝える稽古は一対一であるべきなのかもしれません。しかし一方で、大勢の中で体を動かすのが好きな人もいますし、大人数だからこそ可能な稽古や学びも存在します。
大切なのは長く続ける事!


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Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo
