琉球古武道「組棒(棒術)」に使う6尺棒について

籐竹・ラタン

組棒(くみぼう)とは2人一組で行う棒による約束組手の事です。攻防を決めて実際に棒を打ち合う稽古を言います。樫材等の棒を使用すると棒が折れる事あります。その際、折れた口が鋭利で危険なので折れにくい籐竹・ラタンの棒を使用しています。

籐竹・ラタンは竹のように節はありますが、内部は空洞ではなく柔軟性に富み折れにくい植物です。最近では「カリ・エスクリマスティック」として直径2.5cm長さ75cm程度のものが販売されています。琉球古武道(組棒)で使用する直径が3cm長さ180cmの物は入手が困難になっています。武道具店では太いものが中々手に入りません。折れにくく入手しやすいので、代替品としては中国拳法(武術)の「柳の棍」がいいように思っています。


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