琉球古武道 武具DIYしましょう。実践編その1

暖かくなってきたのでDIYしましょう。

大阪も春めいてきましたエーク他武具DIY活動に入ろうと思います。
沖縄の材木モッコク・チャーギの準備も完了しています。(乾燥中)

エークの形状(漕ぐ用)

実用としてのエークは「漕ぐ」用と「舵」用の違いにより形状が異なるようです。武具としてのエークは丁度中間なのかもしれません。

体格によりますが漕ぎ用のエークの柄は90~90㎝程度になると思います。水を漕ぐ部分は抵抗や漕ぐ時に発生する渦を考慮して表裏で形が違います。また、エーク全体は直線ではなく水をとらえ易くするために少し角度がついています。武具としては柄が短く・直線でないので扱い難いと思います。

漕ぐ用のエーク

エークの形状(舵用)

エークを使うサバニは手漕ぎと帆走があり風を帆に受けて進むときはエークが舵の役割をするそうです。また、多人数乗りのハーリーでは漕ぎ舵兼用ではなく舵用に大きく長いエークが使われるようです。

画像はネット検索でヒットして画像です。左の大きなエークが舵用

つづく

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場