琉球古武道 武具DIYしましょう。実践編その5
琉球空手・琉球古武道信武館本田道場(Ryukyu Kobudo Shimbukan)
6尺棒 DIY
市販の6尺棒を「身長+10㎝」にカットして使っても問題ありません。
鍛錬も兼ねた稽古をするにはカットしても重い材料で棒を作る必要があります。
本部道場にステンレスで作った6尺棒がありましたが重過ぎて振れませんでした。
重たい材料は仏壇や床柱の材料となる「黒檀」等の銘木になります。
黒檀の6尺棒や木刀は非常に高価で美術工芸品レベルです。価格は10万円を軽く超えてしまいます。
安価に入手するには安い材料を見つけて自分で作るしかありません。
現在「黒檀」「縞黒檀(ローズウッド)」「タガヤサン」「カリン」「ケヤキ」と準備しています。
どの材料が自分にフィットするのか楽しみです。
エーク DIY
武具として販売されいるエーク(樫材)は非常の重く扱い難いものです。(個人の感想)
6尺棒だけで900g以上なので先端の平たい部分を合わせると簡単に1キロを超えてしまいます。
無理に振ると肩を壊しかねません。「長さ」「重量」「バランス」を自分好みにするのならDIYです。
材料は削りシロ含めて少し大きめを用意した方がイイと思います。一旦削ったり切断したら元に戻せません。
ティンベー DIY
鐘川のティンベーの演武で使う「盾」になります。もともとは籐やクバ等で作られていたのかもしれません。
演武用にはイロイロなもので代用されています。
「タイヤホイルカバー」「海亀の甲羅」を加工して使われることが多いようです。
海亀はワシントン条約により取引が禁止されています。
つづく
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場