琉球空手・古武道(ヌンチャク・サイ等) 空手競技人口の減少その3

琉球空手・琉球古武道本田道場(Ryukyu Kobudo Shimbukan)

審査方法の実際

今回は10名ずつ入れ替え制(6.7段は?)で会場へ入り審査が進んでいきます。リモートやZoomでLive配信すればいいのにと思います。50~70才以上の先生と呼ばれる人たちが演武している姿を見せるべきです。教え子や現役の選手達にとっても有意義なものになるはずです。審査員の評価も公表すれば今後高段位を目指す人たちの参考になります。しかし、何年も変わることはなく審査会の公開も評価の公表もありません。

審査方法の改革

  • 審査会を公開にする。
  • 審査員を当日抽選にする。
  • 審査員と受審者の年齢・空手歴・所属都道府県・流派・会派・出身校(高・大)等のプロフィールを紹介する。
  • 演武の順番を抽選する。
  • 演武が終わると即時点数を公開し合否を決定する。
  • Live配信する。
  • 抽選にもれた控えの審査員が副音声で解説する。

このシステムにすればネット上では演武が終わるたびに応援コメント等がどんどん入り、一般公開だから会場の見学者から「歓声」「応援」「ブーング」が起きる。審査会は盛り上がりること間違いなしでは?きっと挨拶の行列もなくなるでしょう。

お笑いと侮ることなかれ

お笑いのM-1やR-1は上記の形式で審査をすでにやっています。TV番組ですが視聴率が取れるのは出場者も審査員も真剣そのものだからではないでしょうか?内容は「お笑い」でも人生がかかった真剣勝負です。真剣勝負だから見ごたえがあり視聴率が伸びるのでしょう。視聴者の前で審査員と出場者が真剣にぶつかり合えば、タイムや距離といった明確な基準がない「お笑い」であっても大半の人間が納得する評価はできるのではないかな。

空手競技人口の増加=人気では?

「勝敗が分かりやすい」「攻防を見いていて楽しい」だけでなくもっと面白さをアピールする部分が無いと空手競技に興味を持つ人は増えないでしょう。昇段審査も競技と同様に評価がハッキリ分からないと「競技引退後は昇段が目標になる」には繋がらず次世代を育てる指導者も減少していくでしょう。新規獲得→育成→競技→指導者とトータルとして改善しなければ競技空手人口だけを増やすことは難しいのではないでしょうか?部分的(競技可能年代)にスポットをあてた対応では全体として空手関係者の人口は減ってしまうように思います。

明確な基準の設定は難しいが透明化は可能!

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場