沖縄空手・琉球古武道(術) サイ術
サイ術に挑戦!
琉球古武道の稽古は「棒」から始めています。棒の基本動作が終わると次に「鉄甲」→「サイ」→「ヌンチャク」と武具を変えていきます。
信武館本部審査規定に沿って稽古すると4種の武具を同時に扱う事になります。例えば〇級は「棒の基本○○まで」「サイの基本○○まで」「鉄甲基本○○まで」「ヌンチャクの基本○○まで」と言う感じです。
特に空手未経験者にとって複数の武具を並行して稽古する事はハードルが高いように思っています。怪我や事故の防止の為に本田道場では各武具の基本動作が終了後、次の武具へと移行しています。
棒術の稽古から1年サイ術へ・・・
サイ術の稽古では最初にサイを持って空手の稽古をしてもらいます。サイは2本一組で1本当たりの重量は約500g前後となります。この重量を持ち続ける筋力(握力)が必要となります。握りが甘くサイを落とすと事故につながります。(足の上に落とす。前方に飛ばす。)
次にサイを放り投げかねない危険な技(上段払い受け)をみっちり稽古してもらいます。周辺に人がいない状態で。
サイ術稽古の利点
サイ術の稽古では腕力だけでサイが「振れない・突けない」と理解すイイ機会になります。腰使いやタイミングの重要さに気づいてもらえれば空手の上達に繋がります。まさしく空手と古武道が車の両輪に例えられる所以です。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo