琉球空手・琉球古武道(術) 「やめた?」の基準

「空手をやっていました」?

YouTube動画へのコメント欄に「空手をやっていました。・・・・」とよく聞くフレーズの書き込みがありました。「学生時代○○をやっていました。」とか「○○才で引退しました。」etc.

コメント欄には「たまに基本をしています。・・・・」と続いていました。私は「やっていた。の過去形でなく継続(止めていない)しているんじゃないですか?」と返信させていただきました。

「クラブ活動」「道場へ通う」「試合に出る」をやめる事が完全に空手(〇〇)をやめるなのでしょうか?或いはどこかの団体(道場・クラブ)に所属していないと継続にならないのでしょうか?

勘違い・思い違い

毎日稽古している人、週に数回稽古している人、月に数回稽古している人、年に数回稽古している人、数年に1回稽古している人、稽古回数を基準にした場合どの段階までが継続している事になるんでしょう?

体を動かす(技術の維持・向上)面でみると流石に数年に一回の稽古は継続しているとは言い難いですね。

でも、意識(思い)としての継続も同時にあるように思います。これは「中断」と「止める」の間なのかもしれません。

また、稽古の形態に思い込み(こうでなければ)があるんだと思います。道場に通わなくても、OBとしてクラブに行かなくても、一人で公園や自室で5・10分基本動作をする事も立派な稽古(継続した稽古)としてOKじゃないでしょうか?

ラジオ体操のように

空手・古武道(他のスポーツ)がラジオ体操のように気軽に楽しめるし、老若男女が自由に参加できる日を願って「朝活」動画をアップしています。

インスタhttps://www.instagram.com/honda_dojo/やFacebookに「朝活」と称して短い動画をアップしています。今のところ空手・古武道関係者からの反応しかありませんが、時間がかかっても周辺に波及すれば興味を持つ人も現るかもしません。(ホームページをリニューアルして反応があるまで2~3年かかりました。)

QOLへの関心

平均寿命が80才を超えた日本において、シニア世代の「自立して健康で精神的に豊かに暮らしたい!」というQOL(Quality Of Life)への関心は高まっているようです。

2023年65才以上が人口に占める割合は29.1%になっています。(4人に1人が高齢者の時代)高齢者が豊かに日常生活を送る為に何をすべきか真剣に考える時代になっています。

空手・古武道が健康維持に役立てればと願っています。自分のペースでゆっくりと楽しく稽古しませんか?