沖縄空手・琉球古武道(術) キタッー!批判コメント
動画への批判コメント
5月28日にアップした「ミットを打ってみた」動画にコメントがありました。
アップした動画に対する「低評価コメント」はもちろん想定済です。また、頂いたコメントは動画を視聴した上でのご意見と前向きにとらえるように心がけています。
今回のアカウント名「空手使い」さんからのコメントを一部抜粋します。
「君たち、下段払いは本当は・・・・・・・・。」とありました。言葉使いや上から目線は全く問題ないのですが、「本当は」という言葉に引っ掛かりました。また、動画上で「下段払いをしています。」と表記していません。
https://youtube.com/shorts/Y0tospxv6g8
この言葉に類似するものを並べると「本来は」「実は」「実際は」「正しく」「もともとは」etc.となります。この言葉に隠れている思いは次の通りです。「自分が正しい用法を知っているが世間一般には間違ったものが伝わっている。僕ってすごいでしょ!」です。
確かに、「本当は」・・・の後に何が続くのかな?とちょっとワクワクしますね。まるでYouTube動画のサムネみたいです。
では、「本当は」etc.の裏付け(※エビデンス)となる事実は一体何ですか?と問われたら返答できるのでしょうか?(未だに返答はありません。)無理でしょうね。自分の感想や自分が考えた方法なら理解できます。
※エビデンスと使ってみたかっただけです。用法はあってますか?
なぜこんな表現ができる?
簡単です。「答えが無い」からです。
空手(呼称はいろいろ)が出来た瞬間を見ていた人が今はいないし、もちろん記録も無いからです。
言ったもん勝ち状態です!
物知り顔で「この技は(形は)じゃな、本来は・・・・」といえば大先生の誕生です。
教訓とすべき事
それは思考の固定化(思い込み)だと思います。動画を見て「下段払いは・・・」と思い込んでしまうと動作を限定しています。動作に名称がついているものこの現象(思い込み)が起こる原因でもあります。
動きを動きとしてとらえれば何にでも使えるし応用も可能になるのではないでしょうか?
自由で軟らかい思考で稽古しましょう。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo