沖縄小林流空手・琉球古武道(術) 健康に感謝!
年を取ってからの風邪
3月24日に体の節々に痛みを感じ、その日は筋トレを休養しました。その後、徐々に体調が悪化し、38℃の発熱と咳に1週間ほど悩まされました。検査の結果、新型コロナウイルス感染症でもインフルエンザでもありませんでしたが、4日間ほど仕事を休ませていただきました。ゆっくりと休養できたおかげで熱はすぐに下がったものの、咳が残り、法務の際にお聞き苦しいお経で檀家様にはご心配とご迷惑をおかけすることになりました。3週間が経過し、ようやく咳も落ち着き、ハスキーながらも声はそこそこ出るようになりました。2年前の1月に新型コロナウイルスに罹患した際は、完治(咳が止まる)まで半年以上かかったため、今回はホッと一安心しております。風邪が治りにくくなり、無理がきかない体に「老い」を感じずにはいられません。
当たり前
『当たり前』とは、「そうあるべきこと、普通のこと、ありふれていること、論ずるまでもなく自明であること、言うまでもないこと」を意味するようです。数年前のコロナ禍で日常が当たり前ではないと痛感したにもかかわらず、人は喉元過ぎれば熱さを忘れるの例えの通り、毎朝元気でいられることは当たり前ではないと気づかなくなってしまいますね。大いに反省しなければなりません。そして、困難に直面して初めて有難さ(当たり前の反対)を知るという、私は本当に賢くない生き物のようです。
もたもたできない!
よく「あー、ちゃんと聞いておけばよかった」などと後悔の言葉を聞いたり、発したりすることがあります。まさしくその通りです。空手・古武道に限定すれば、「道場があって当たり前(いつでも稽古できる環境)」「師がいて当たり前(教えを請える人がいる環境)」と思っている人は少なくないと思います。しかし、全てが当たり前ではないのですね。そして、自らがいつでも稽古できる(健康な体である)ことも当たり前ではありません。当たり前ではないと気づかせてくれた「ご縁(今回の風邪)」を大切にし健康に感謝しなければと思う毎日です。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo
