琉球古武道 6尺棒をDIYで作る その2

道具の調達

既製品の6尺棒をカスタマイズするにもある程度の道具が必要になります。1本の棒をコツコツと仕上げていくのは楽しい物です。時短を考えるなら多少費用は掛かりますが電気工具を使用する事をお勧めします。

おてがる派

長さを調整する「ノコギリ」と太さを調整する「紙やすり」があれば十分です。紙やすりは目詰まりのし難い木工用の物使い、目の荒い物から順々にかけていきます。多少時間はかかりますが、手作業なので削り過ぎ等の失敗は無いと思います。

こだわり派

角材又は板材から6尺棒を作ってみようと考えるなら、手作業の道具だけではさすがにツライと思います。適宜電動工具を利用する事をお勧めします。DIYで有名なメーカーの電動工具は数万円しますが、ホームセンターにかなり安価(数千円)な電動工具が購入可能です。数ミリ単位の精度を求めないのなら十分だと思います。

  1. ノコギリ
    • 3.5cm×3.5cmの角材であれば長さを調整するだけになります
    • 3.5cm×3.5cmの角材でない場合、角材にする為にある程度の大きさのノコギリが必要
    • ジグソー(電気ノコギリ)があれば便利
    • 電気丸のこ(角材でなく板材を切断するのに便利)
  2. カンナ(曲面鉋)
    • 普通の鉋で四角形→八角形→十六角形と角を落として丸形に近づける。
    • 丸形近くまで削った後、曲面用の丸鉋で整える。普通の鉋で荒削りにした物をを紙やすりで整えるには根気がいります。
    • 電気カンナがあれば便利
  3. ヤスリ(木工用)
    • 鉋と同様に荒削りに使用する。カンナのように逆目等を気にすることなくバリバリ削れるので便利
    • 電気グラインダーがあれば便利(エークを作る時にも)
  4. 紙やすり(目の粗いものから仕上げ用)
    • 木工用の紙やすりを使うと目詰まりがなくスムーズ
    • 電気サンダーがあれば便利
  5. 定規
    • 中心を出すのに必ず必要(長い方が便利)
  6. ケガキ
    • 定規でもいいが長い線を引くのに便利
  7. 紙の筒(ラップの芯のようなもの)
    • 紙やすりで仕上げるときにあれ便利
  8. 作業台
    • 刃物を使うので作業台は安全確保の為に重要です。DIY用の作業台よりも会議用折りたたみテーブル(180cm)があれば長保します。

※電気工具もメーカーに拘らなけらば比較的安く購入可能です。(ヤフーオークションやメルカリも便利)

次回「その3」に続く・・・・・・

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