沖縄小林流空手・琉球古武道(術) モデルウォーク
なんのこと?
インスタグラムを見ていると、モデルさんが頭上にペットボトルを乗せてウォーキングの練習をしている動画が目に飛び込んできました。しかも、ゆっくりではなく、普通の速さで歩き、ターンもしています。それでも頭上のペットボトルは落ちません。体の軸をまっすぐにして、上下動なく歩くための練習なのかと思い、私も試してみました。
先ず、ペットボトルがなかなか頭の上に乗りません。髪の毛がないから乗らないのかと思いましたが、やはりペットボトルの底の形状が頭頂部にフィットしないと難しいようです。短髪のモデルさんもいるので、髪の毛の有無は関係なさそうです。
なんとか頭に乗せてみると、確かに体の軸を意識するには良いかもしれません。しかし、実際にやってみると簡単に落下してしまいます。自分の軸が曲がっているのかと思い、何度も挑戦しましたが、動画のようなスピードで動くことはどうしてもできませんでした。
コツがあるの?
何かコツがあるのではないかと、いくつかの動画を確認したところ、「なるほど、そういうことだったのか!」と気づきました。頭上に乗せられたペットボトルには、液体が半分ほどしか入っていなかったのです。ペットボトルの重心を下げることで、落ちにくくしていることが動画から分かりました。私は新品の満タンのペットボトルで挑戦していたので、難しかったわけです。
ボトルフリップ
ペットボトルを使った遊びとして、ボトルフリップというものがあります。空中に投げ上げたペットボトルが着地するときに立つという遊びです。これもペットボトルに液体を1/3程度しか入れていません。つまり、液体の量によって重心の位置を調整しているのです。
ボトルフリップの成功率を上げる興味深いデータが見つかりました。要約すると、500mlのペットボトルに125~150mlの水を入れると成功率が高いそうです。もちろん、成功には他にも条件がありますが、重心を適切な位置に下げることが重要なのは間違いありません。
何から始めればイイ
人間をペットボトルに例えると、安定するには重心を下げることが重要になります。モデルウォークの練習のように、まず頭上にペットボトルを立て(床と足裏の接地)、次に液体の分量を調整してペットボトルの重心を下げる(一般的には下腹に重心を持っていく)という手順になるのでしょう。これがスタート位置になります。
※残念ながら、人間は透明なペットボトルではないので、重心の位置を目視することはできません。
次は?
いかに床と平行に重心を移動させるかとなるでしょうね。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo
