琉球空手・古武道(ヌンチャク・サイ等) 第2回沖縄空手世界大会・第1回沖縄空手少年少女世界大会県内予選始まる その2
琉球空手・琉球古武道本田道場(Ryukyu Kobudo Shimbukan)
第2回沖縄空手世界大会開催にあたっての基本方針(公式ホームページより)
世界中の沖縄空手の愛好家が「空手発祥の地・沖縄」に集結し交流を深める場を創出するとともに、沖縄で先人たちが体系化し今日まで受け継がれてきた沖縄空手の技や精神性を今後も正しく保存・継承し、沖縄伝統空手及び古武道の将来にわたっての振興を図ることを目的に、第2回沖縄空手世界大会を開催する。
競技空手じゃないから沖縄空手
先ずは競技空手を否定するものではありません。
競技化しない事に価値があると考える人もいます。
競技化しない事が沖縄空手の「強み」「魅力」なのではないでしょうか。
受け継がれてきた沖縄空手の技や精神性を今後も正しく保存・継承
競技化することで正しく保存継承できる?
勝敗に拘って評価されやすい形に変化し、稽古の目的を競技会で勝つ事へシフトしてく。
「受け継がれてきた沖縄空手の技や精神性を今後も正しく保存・継承」の為になるのでしょうか。
ある大会での一コマ
本土の競技会にて、審判との何気ない会話で「あの形はまちがっていませんか?」「あの突き蹴りでいいんですか?」と質問したことがあります。
答えは「そのとおりダメですね。でも全員失格にすると競技がなりたたない。」でした。
選手達は純粋に優勝者を真似して稽古します。一度、競技会で認めた内容を否定できなくなり「ダメ」が正解になっていきます。
年月が経つと歴史になる
何年も継続していくと「当たり前」になり、過去を知らない人がいなくなると元に戻すことが難しくなります。
「受け継がれてきた沖縄空手の技や精神性を今後も正しく保存・継承」できる人達が消えてしまわないように願います。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場