琉球空手 一般空手稽古(小手鍛え) 2022.6.22🎦
小手鍛え(こてきたえ)
対人基本稽古になります。受けの練習と小手(上腕)部分の鍛錬になります。もちろん怪我の無いように、同体格同士で加減をして稽古しています。男性の上級者はかなりきつめに鍛えています。音が入っていませんが上腕を打ち合う鈍い音がしています。(ゲッ!)
打ち合うと相手によって骨の形状が違う事が分かります。以外と腕の細い(骨の細い)女性の方が当たると痺れるほど痛いですね。痛がって逃げているとドンドン痛くなります。痛さから逃げて打つ力を抜くと同じ動作をしていても「打つ」ではなく「打たれる」になるからでしょうか?
以前、道場生がクラブ(空手)で腕に出来た青あざの理由を尋ねられ「小手鍛え」だと答えると「古臭い練習!」と揶揄されたそうです。確かにそうかもしれません。「空手」も同様に古臭いのでは・・・・・。オリンピックに採用された競技空手(スポーツ)の愛好者に琉球古武道と琉球空手がリンクしない原因はこの「古臭い」というワードかもしれません。競技空手(スポーツ)にも共通する有益な点は多くあると思ういます。どちらも相手を否定せず楽しく共感しながら稽古したいものです。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場