沖縄空手・琉球古武道(術) 卍サイの種類

卍サイのメーカー

画像左からアメリカ製・ヨーロッパ製・日本製(守礼堂)になります。5・6年前に守礼堂が金属武具(サイ・手甲)の販売を中止するという事を知り、全く必要のなかった卍サイを急いで購入しました。

守礼堂にはサイの在庫はありませんでしたが、卍サイは2組在庫があり武友分共に2組購入しました。今から思うと卍サイを稽古している人が少ないので2組残っていたのかもしれません。

現在、稽古で使用しているのは真ん中のヨーロッパ製卍サイになります。左のアメリカ製ステンレス卍サイはバランスがシックリきません。右の日本製卍サイは私には少し重く、真ん中のヨーロッパ製卍サイが現状で私にあっているようです。

当初、真ん中のヨーロッパ製卍サイ(6角)を購入したのですが軽すぎるのでメーカーに「もう少し重くできないか?」と相談したところ「6角に加工する前の丸なら多少重さを確保できる」と返答があり、今年6月に注文し8月末にようやく手元に届いたものです。

伝承されている形

卍サイには「慈元のサイ」と言う形が伝承されています。琉球古武道信武館で卍サイは6段位の審査科目になっています。卍サイは高段者対応の武具なので実際に稽古している人は僅かで目にする機会が少ない事が原因なのかもしれません。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo