沖縄空手・琉球古武(術) 2024.4.13稽古風景
サイ術と棒術
琉球古武道の稽古は「棒」から始めています。続いて「サイ」「ヌンチャク」「鉄甲」・・・と進めていきます。
なぜ????
理由の一つは、両手で一つの武具(棒)を扱うからです。
どうして????
両手で持つ武具は落下する確率が少なくなります。両手を同時に離さない限り棒を放り出す(投げる)ことはありません。(また、棒が届くエリアにさえ入らなければ事故は起こりにくい。)
それに引き換え「ヌンチャク」「鉄甲」「サイ」「トンファー」「鎌」「ティンベー・ローチン」は2個一組の武具をそれぞれ片手に1個持つスタイルです。
そして遠心力を利用して武具の破壊力を上げる事が技術となります。ようするに片手で持っているので「遠心力に負ける」「操作を誤る(ファンブル・お手玉)」等で武具が落下する(放り投げてしまう)可能性があります。
先月より、道場生全体で「サイ」の稽古が出来るようになりました。
技術の習得で琉球古武道と空手のリンクが重要となります。(空手と琉球古武道は車の両輪)
健康と恵まれた環境に感謝!感謝!
甲南大学体育会空手道部 OB・OG練習会
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo