沖縄空手・琉球古武道(術) 入会者紹介!

75歳と79歳!

6月より体験参加されていた79歳のYさんと75歳のHさんが7月より正式入会となりました。無理せず楽しく稽古していきましょう!

Yさんは空手経験者(フルコン系)、Hさは合気道を現在も稽古されているそうです。

お二人の入会で道場の平均年齢が55歳から58歳にUPしました。ありがとうございます。

フルコン系経験者が多い?

ここ数年、何故かフルコン系(直接打撃)空手経験者の入会が増えています。合間時間にフルコン談義に花が咲いています。

なぜ本田道場へ?

なぜ継続してフルコン系空手を稽古しないんですか?

話を伺うと稽古体系又は道場運営が「大会参加」「試合に勝つ事」を前提としているからのようです。(全ての道場ではありません。)

以前、ブログにアップしましたが本土に空手が伝わった100年。競技化によって多くの空手愛好者が生まれました。結果、稽古の目的が「大会への参加」「試合での勝利」に集約されていったように思います。

競技(スポーツ)は野球やバスケットetc.のようにゲーム性があり(相手との駆け引き)確かに楽しいものです。種類によっては年齢を重ねても継続して楽しめるものが多くあります。(野球、水泳、マラソン、テニス・・・)

空手は?

沖縄発祥の空手はスポーツ(ゲーム性を楽しむ)と誕生過程が異なります。(身を護る事が目的)

継続するためにマスターズのような年齢別種目もありますが、身体への負担を考えるとフルコン系(直接打撃)空手がマスターズ競技として成り立つのか疑問です。

競技に参加しない。

稽古だけすれば良いのでは?

競技参加(勝利)を主体にした稽古体系はシニア世代に適切でしょうか?

また、競技参加(勝利)を目的としない人にとって、競技参加(勝利)を主体にした稽古体系はやりがいのある楽しいものなのでしょうか?

自己鍛錬

元々の空手は非常事態に備えた自己防衛を目的に誕生したのでは?(私見)

あくまでも好戦的ではなく咄嗟の備えだと思います。

命の危険がある非常事態に生涯遭遇しないかもしれません。しかし、備えは死ぬまで続ける必要があります。だから継続して稽古できるように相手がなくても自己鍛錬として取り組める体系になっているのかもしません。(旧態依然が必ずしも正しくはありません)

もちろん死ぬまで一回も空手を使わない事が一番イイに決まっています。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo