琉球古武道 6尺棒をカスタマイズする その2

6尺棒をカスタマイズ(改良・調整)してもイイ?

古武道を始めて間もないころ既製品の赤樫6尺棒を使っていました。率直な感想は「棒が扱い難いなぁ~!初心者だからかな?」と自分の技量の無さが原因だと思ったいました。

館長との会話の中で「小柄な人も6尺棒を使うのですか?」と質問したところ「棒の長さは身長+一拳(拳約10cm)だよ。太さは扱い易いように削ればいいよ。」「えっ!6尺棒でなくなるけど・・・」もっと早く教えて欲しかった。

確かに、本部道場の武具入れにある棒は全て同じ長さではありません。「もっと早く気付くべきでした。」早速、帰阪して自分の体に合わせてる為に6尺棒の両端をカットし、紙やすりで細く削りカスタマイズ(改良・調整)しました。

既製品の棒のに「赤樫・白樫」があることから、材木の特徴について調べると当然ですが材質によって重さや弾力性の違いがあることを知り、今では好きな材木を購入して自作しています。

※ネットで検索すると「クバ」の木を使うこともあったそうです。

「赤樫<白樫<イス<鉄木<タガヤサン<花梨<黒檀」の順に重くなります。(タガヤサン~黒檀までは銘木と言われ硬く非常に重たい)

※材料は自然の物なのであくまでも個人の感想です。

次回「その3」に続く・・・・・・

琉球古武道信武舘本田道場 師範 本田健二