琉球古武道 武具をDIYしましょう。実践編エークその5(加筆&修正)

設計図作成

エーク製作にあたり大まかな設計図が必要になります。ベースとなる板材(厚さ3~4cm、幅9~11cm、長さ180cm)を下図のように羽子板状にします。削り・カットのミスを考えて完成予想よりも寸法は余計にとってあります。失敗を考慮して大きめに作り原寸にって調整する方法が確実ですが、削る部分がおおくなりかなり結構辛い作業になります。逆に完成品に近い状態から作ると失敗のリスクが増します。

柄の長さとブレード(平たい部分)の黄金比率は未確定です。先日アップしました「GWにエークの修正」の内容を基準に作成するしかないでしょう。

6尺棒では棒を3等分(60cm)して均等に握ります。エークも6尺棒と同じ使い方(振り方)とするなら柄部分の長さは120cmになり柄とブレードの比率を6:4とした場合、ブレードの長さは80cm全長は2mになっていまします。2mのエークは武具としては現実的ではありません。

6尺棒(180cm)を基準にすると6:4=108:72となります。

水かき(ブレード)

仮に水かき(ブレード)と柄の比率を4:6とした場合、上段で算出した柄の長さ85cm~90cmに対してブレードは約56cm~60cm、合計して全長は141cm~150cmとなります。

今回、修正したエーク(既に作成済)はブレード部分が55cm、柄部分は93cmと少し柄が長くなっています。(3.7:6.2)

沖縄空手・琉球古武道(術) GWにエークの修正
https://komatu-dojo.com/archives/13412

幅9cm、厚さ4cm、長さ180cmの板材を羽子板にする。

完成予想:全長150cmくらい?

つづく

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場