琉球古武道 武具をDIYしましょう。実践編エークその7
墨付け(入れ)しました。
「武具をDIYしましょう。実践編エークその6」に記載しました「墨付け(入れ)」を行いました。この後、整形作業に移ります。
先ず、下段図のように荒削りをして大体の形をきめてから、自分の体に合わせて「柄の長さ太さ」「ブレードの長さ厚さ」を仕上げていきます。その作業の殆どは(カンナ掛け・サンドペーパー掛け)となり、墨付け跡は消えてしまいます。エークを左右対称に作る為に「ピン(押しピン)」のようなもので中心(線)が分かるように傷(小さな穴)をつけておきます。
傷は最終的に削ったりカットして無くなります。そのためにも材料は多少大きくカットして準備する必要があります。
木工で材料に削り・カット部分の目印を入れる事を「墨付け(入れ)」と呼ぶそうです。昔の大工さんはスミツボを使っていたのを記憶しています。エーク作りの「墨付け(入れ)」で重要なのは基準となる中心(線)を決めることです。エークを左右対称に作る為には非常に重要なポイントとなります。
また、削り・カット作業で「墨付け(入れ)」した線が消えてしまうので、その都度中心(線)を確認しなければなりません。その為に「ピン(押しピン)」のようなもので中心(線)が分かるように傷(小さな穴)をつけておきます。傷は最終的に削ったりカットして無くなります。そのためにも材料は多少大きくカットして準備する必要があります。
https://komatu-dojo.com/archives/5113 「武具をDIYしましょう。実践編エークその6」
つづく
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場