琉球古武道(術) お盆明けの稽古
ようやく稽古参加者が増えました。
8月前半は稽古への参加者が少なかったのですが昨日(8/20)になってようやく通常通り活気が戻ってきました。
やはり「お盆(盂蘭盆会)」は日本に根付いた習慣ですね。まぁ一般的には「夏休み」や「正月休み」と同様に〇〇休みとして認識されている事が多いかもしれません。
例年、8月は「棚経(たなぎょう)お盆のお参り」の為、稽古を半分くらいお休みにすることは当たり前でした。(8月全休の年もありました。)令和4年はコロナ感染第7波の影響でお参りのお断りが多く夕方には自坊(お寺)に帰山(帰宅)したいたので稽古をお休みすることはありませんでした。(8/13はお休み)
回し受け「前里の鉄甲」
琉球古武道信武館の審査規定で「前里の鉄甲」は初段までに習得するべき形になります。
しかし、「回し受け」「サギ立ち(片足立ち)」「取り手(掛け手・探り手)」と空手に置き換えると初段レベルの「技」が含まれています。空手経験者(有段)であれば、アッサリと通過できる「前里の鉄甲」ですが中々進みません。
たしかに、初心者にとって「回し受け」は腕が絡まってしまいそうな動きですし手には鉄甲をもっていたら難易度が上がって当然です。もちろん、最初は鉄甲を持たずに稽古をします。見た目には空手の稽古にしか見えないでしょうね。空手と古武道には共通点が多く稽古内容を完全に分けてしまう事は難しいです。
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場