沖縄空手・琉球古武道(術) 好奇心・探求心
おしゃる通りです。
3ケ月毎に希望者(任意)へは昇段級審査を実施しています。9月の昇段級審査を希望する小学生に「先生、どこを直せばいいん?」と質問されました。
<私>
「ん~蹴りかな」と修正箇所の説明
「いまの状態で蹴ったら自分の足首や足の指が折れちゃうよ。」
「○○になるようにしようか(○○は技術的な部分)」
「サッカーでは足はどうなってる?(彼はサッカー少年)」
<小学生>
「サッカーは靴をはいているから足は大丈夫やねん。」
<私>
「空手は靴を履いていないから○○にしようか。」
<小学生>
「でも、普段は靴はいてるでー?」
おっしゃる通りです!!
確かに不測の事態に遭遇した時わざわざ靴を脱いで蹴らないですよね。
不測の事態!じゃあどうする?
爪先に鉄板が入った安全靴を履く。拳を鍛えるよりスマートホンやボールペンを握って攻撃する。究極「ナイフやスタンガンや拳銃」を所持した方が強いと言えるでしょう。
では稽古する理由は?
今の社会状況に対応していない部分がある武道・武術・格闘技を何故稽古すんのしょうか?
よく「武道は精神力を強くする」などと言われますが、言葉が曖昧で誤魔化しのように感じます。
理由は単純に自らの「好奇心」「探求心」を満たす為に稽古をする「楽しいから」では?
小学生の話に戻ると「空手は靴があるのに履かないし、武器があるのに持たない。変なの。でも何か楽しいなぁ~」で良いと思います。
「○○でなければ空手じゃない。」「○○でなければ古武道じゃない」等の押し付けではなく
周囲への配慮と理解さえあれば楽しみ方(運動不足解消・ストレス発散・試合出場・演武会等)は色々あっていいんじゃないでしょうか?
年齢・性別・武道(運動)経験など気にしないで楽しい時間を過ごしましょう!
琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo