沖縄空手・琉球古武道(術) 全空連公認段位審査

初段位に挑戦しました。

2023年5月5日エディオンアリーナ大阪 大阪府立体育会館に全日本空手道連盟(以下全空連)公認初段~3段位の審査が実施されました。本田道場より1名が初段位に挑戦し、怪我無く無事に審査が終了したとの報告を受けました。受審者の中には社会人の参加者(中高年)もあったそうです。結果は後日郵送にて本人へ通知されます。

本田道場では、全空連公認段位受審(各種審査受審)は個人の自由としています。希望者は審査に対応した指導をしていますが、普段の稽古は沖縄小林流と琉球古武道を主としています。

審査内容

初段の審査科目は「形(指定形)の演武」と「組手(又は約束組手)」となっています。共に全空連競技規定に準じる必要があります。

指定形には第一と第二があり、各四大流派から2個づつの形(4×2×2=16)が制定されています。審査(競技)ではどの流派の形を演武しても問題ありません。所属の道場がA流派であっても他の流派の指定形を選択しても良いの言う事です。四代流派を尊重しつつも流派に拘りなく演武可能となります。

競技(スポーツ)化による公平さの部分かもしれません。

組手も同様に競技規定に準じます。一般的に言う「寸止めルール」であり危険な投げ技や関節への攻撃等は厳しく禁止されています。(組手については四大流派による違いは規定されていません。)

本人の感想

組手・形共に技の極めが不足していると反省していました。

今後の課題

「極め」「技のキレ」等はよく使われる用語です。しかし、非常に曖昧な表現でもあります。形を演武する際の「極め」等と組手の「極め」は同じものなのか?先ずは具体的に「極め」「技のキレ」とは何か考えるところから始める必要があるのかもしれません。

ルールや流派に関わらず修行者として互いを尊重し、多くの事を吸収し学んでもらいたいと思っています。全空連・沖縄小林流・琉球古武道と身に付けるべき物は多いですがコツコツ稽古していきましょう。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo