琉球空手・古武道(ヌンチャク・サイ等) 第一回沖縄空手少年少女世界大会(県内予選)その2

琉球空手・琉球古武道本田道場(Ryukyu Kobudo Shimbukan)

予選会にて

同大会には「組手」競技がありません。首里・泊手、那覇手、上地流に区別した形競技のみになります。以下の競技規定(抜粋)に記載があります。

(抜粋)第7条 各部門において演武する型は、実行委員会が認める沖縄空手・古武道の伝統的な型とし、次の中から選択するものとする。

第7条の中の「伝統的な型」は沖縄空手の意味でしょうか?沖縄空手を明確に定義しないとその範囲は「実行委員会が認める」のメンバーによって偏りが生まれます。また、実行委員会が変わるごとに変化してしまうでしょう。「伝統的な型」の範囲は非常に曖昧であることは明らかです。

沖縄空手と本土空手のグレーゾーン

「伝統的な型」でもないが「本土競技空手」でもないグレーゾーンは「ユネスコ無形文化遺産」に含まれずこのまま人知れず消えてしまうかもしれません。もし、グレーゾーンの空手が本流であったら「沖縄空手」を沖縄自らが抹殺することになります。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場