沖縄小林流空手・琉球古武道(術) youtube動画コメント

コメントありがとうございます!

youtube動画の内容はHow to関連ではなく、淡々と日々の稽古の様子をアップしています。

特に台本が有ったり作為的に作っていないので、動画自体が「面白いか?」と問われたら面白味は少ないでしょう。

そんな動画にちょくちょくコメントが付きます。内容は様々ですが出来るだけ返信させてもらっています。

先日次のようなコメントがありました。

「こちらの道場は、技の練りと年齢が深まるごとに、帯の色が薄くなるシステムですよね? 79歳の方、スゴい!!!!」

確かにそう見えても仕方ありませんね。「79歳の方、スゴイ!!!!」については全く同感です。

本田道場の平均年齢は58才、最年長は79才で以下各年代が所属しています。

帯の色・・・=既成概念

稽古をして審査を受けて帯の色(級位・段位)が変わっていく(濃くなる)とう考えは極当たり前だと思います。一般にそのようなシステムで会派・道場を運営している場合が多いですね。

でも、昇級昇段を義務化していない道場(昇級昇段がない)があってもイイと思います。

79歳(今後審査を受けるかは未定)の白帯が「スゴイ!!!!」と思えたならそれでイイのでは?

「なぜ、色帯じゃない。」「なぜ、黒帯を巻いていない。」そんな事関係なく稽古ができればそれでいいように思います。

野球・バスケット・水泳・釣り・登山・料理等々に携わっている人が黒帯をまいていますか?そんなものなくても楽しむ事はできます。

昇段昇級システムを否定するつもりは全くありません。稽古を継続するモチベーションとしての役割は大きいものです。

でも、「無くてもよくない!」とも思えるんです。

2024年9月15日総務省統計局の資料によると総人口に占める65歳以上の割合は29.3%となったそうです。

昇段級制度については高齢者が負担(経済的・精神的)なく取り組める方法を考える時期だと思います。

免状も帯もなし口頭で「○段合格です。」でも良いですよね。でも、他の人に認められたい欲求を満たせるかは疑問ですね。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場
Ryukyu Karate Kobudo Honda Dojo