琉球空手・古武道(ヌンチャク・サイ等) 前里の鉄甲の動画🎦

琉球古武道稽古風景2022.5.14

前回に引き続き「前里の鉄甲」の稽古風景です。先々週約8割の順序を指導しました。皆さんしっかりと復習したようです。※忘れても問題ありません。何回も稽古すればいいだけです。
古武道の稽古が始まる前に順序の確認をしていました。複数で稽古するメリットですね。

残り2割を残したのは初めての動きがいくつかあったからです。①「サギ立ち」②「回し受け」③「くり受け」です。空手初段くらいのレベルになるとこの3箇所は済に稽古しています。古武道で稽古すれば空手側から見ると既に稽古済になります。「空手と古武道は車の両輪」と言われる所以です。

次回は細かな点を指導していきます。「棒+鉄甲」と武具が次第に追加されると楽しみも増えます。でも、同時に覚えること(頭と体で)も増えて大変です。古武道の動きと空手の動きの共通点に気付くと効率がよくなります。そこまだ客観的に分析できるようになるには時間がかかります。今は武具の取り扱いに気を取られてそれどころではないでしょう。

道場所有の鉄甲を持って帰って錆を落としてもらってきました。武具を丁寧に扱うと愛着が湧いてきます。手入れも含めて武具に触れていることはとても大事です。野球選手がバットを抱いて寝るようなものです。

琉球空手・琉球古武道信武舘 本田道場